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WeChat(微信・ウィーチャット)広告の基本を確認!種類からメリット、出稿方法まで一挙紹介!

WeChat(微信・ウィーチャット)は今、中国人消費者へとアプローチするのに欠かせないツールです。2018年3月時点で月間ユーザー数が10億人を超えたと発表したWeChat(微信・ウィーチャット)。その膨大なユーザーにアプローチできるというのはなかなかレアなものです。そこで今回は、そのWeChat(微信・ウィーチャット)上で配信できる広告についての基本をご紹介します。

1.WeChat(微信・ウィーチャット)広告の概要

WeChat(微信・ウィーチャット)では、広告サービスが用意されており、申請して承認されれば広告を出稿することができます。WeChat(微信・ウィーチャット)には、次のような種類の広告があります。

1-1.種類

1-1-1.モーメンツ広告

モーメンツ広告とは、タイムライン型の広告のことです。ちょうどFacebook広告のように、ユーザーの友人や知人の投稿やフォローしている企業アカウントの投稿と同じタイムライン上に広告が表示されるものです。
シェアやコメント、「いいね!」など、ユーザーからのリアクションが直接もらえる仕組みのため、拡散はもちろんユーザーとのコミュニケーションも行えます。

1-1-2.公式アカウント広告(プラットフォーム広告/バナー広告)

簡単にいえばバナー広告です。公式アカウントの公式プラットフォームのページ下部に各種バナーやテキストで表示できます。

ボトムバナーには、フォロー・アプリ・クーポン・キャンペーンの4種の広告を出稿できます。

・ワンクリックフォロー広告
ボトムバナーにフォローボタンを表示し、バナーで直接的にフォロワーを開拓できます。

・アプリ広告
アプリイメージとタイトルを表示し、アプリダウンロードを促進するための広告です。

・クーポン広告
割引クーポンなどを表示できるクーポン機能へ誘導し、クーポンダウンロードを促すことができる広告です。

・キャンペーン広告
イメージとテキストで外部リンクへと誘導します。誘導先のページ作り込みに自由度があります。

1-1-3.ミニプログラム広告

WeChat(微信・ウィーチャット)にはミニプログラムと呼ばれる、WeChat(微信・ウィーチャット)内で機能するプログラムがあります。この広告は、そのミニプログラム上に掲載できるバナー広告です。

2.WeChat(微信・ウィーチャット)広告のメリット

WeChat(微信・ウィーチャット)で広告出稿する一番のメリットは、やはり膨大な数のユーザーに向けて配信できるということにあります。

実際、顧客ロイヤリティの向上やVIP顧客の囲い込みなどターゲット顧客との関係を強化する目的で活用されています。

最大11億人超のユーザーに対して、ターゲティング広告を配信することができるというのは非常に大きなメリットといえます。

3.WeChat(微信・ウィーチャット)広告の出稿方法

WeChat(微信・ウィーチャット)広告に出稿するには、まず公式アカウントを取得する必要があります。

そして人民元の銀行口座の取得と共に、中国法人を持っているまたは中国で継続的にビジネスをしている企業といった、中国現地に企業を持っていることが広告出稿の条件となっています。

現地に拠点を持たない日本企業は、代理店を通して申請・取得するなどの手段を取っています。

4.まとめ

今回ご紹介したように、巨大SNS、WeChat(微信・ウィーチャット)で出稿できる広告には、さまざまな種類があります。この中から自社に合った広告を選択して、数多くのユーザーにアプローチできるのは大いにメリットがあるといえます。

当社はWeChat(微信・ウィーチャット)の運営元であるテンセント社のオフィシャルパートナーであり、企業公式アカウント開設をサポートしております。ぜひお気軽にご相談ください。